ping応答、どっちがどっち?「宛先ホストに……」vs「要求が……」

ping応答、どっちがどっち?「宛先ホストに……」vs「要求が……」

こんにちは。駆け出しインフラエンジニアです。

さて、通信相手があるのかないのか、起動してるのかしてないのかを確認するために、

コマンドプロンプトにダダダと打ち込むコマンド ping

そのなかでもよく返ってくる応答がこちら。

 

「宛先ホストに到達できません」

「要求がタイムアウトしました」

 

どちらかが通信相手自体が存在しないという意味で、

どちらかが通信相手はいるけど設定などで ping が送れないという意味なのですが、

あなたはぱっと答えられますか?

 

自分は駆け出しも駆け出しのころ、よくどっちがどっちだっけ……と悩んだものです。

 

しかし! 実は見るところを変えるだけで、一発でどっちがどっちかわかるようになっていたんです。

※本記事は Windows 10 のコマンドプロンプトを例に解説しています。

 

見るべきポイントはココだ!

実は、見るべきところは「宛先ホストに……」「要求が……」ではありません!

192.168.254.251 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。

 

192.168.254.251 の ping 統計:
    パケット数: 送信 = 4、受信 = 0、損失 = 4 (100% の損失)、

必要なのはポッポッと表示されていく「応答の内容」ではなく、最後に表示される「ping 統計」のほうです。

パケットのやり取りが行われたかを確認するのですから、当然っちゃあ当然なのでした・・・。

 

さてそれにしても、「宛先ホストに……」「要求が……」とは、いったいどういう意味なのか

覚えやすいように整理しておきましょう。

 

「宛先ホストに到達できません」とは?

192.168.254.251 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
192.168.254.251 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
192.168.254.251 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
192.168.254.251 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
192.168.254.251 からの応答: 宛先ホストに到達できません。

 

192.168.254.251 の ping 統計:
    パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、

宛先ホストに到達できません」の場合の「ping 統計」をみると、「損失 =  0 (0% の損失)」となっていますね。

つまりこれは、通信相手がきちんとパケットを受け取ったということです。

さらにその前には「受信 = 4」とあることから、通信相手がこちらから送った ping に応えていることがわかります。

 

「要求がタイムアウトしました」とは?

192.168.254.251 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。

 

192.168.254.251 の ping 統計:
    パケット数: 送信 = 4、受信 = 0、損失 = 4 (100% の損失)、

要求がタイムアウトしました」の場合の「ping 統計」をみてみましょう。「損失 = 4 (100% の損失)」となっています。

つまり、通信相手に ping を送ったけれど ping は返ってこなかった、パケットは全部ロスした、ということです。

その前にある「受信 = 0」からも、通信相手が ping を返していないことがわかります。

 

まとめ(覚え方)

さて、エンジニアというもの、ぱっと聞かれてぱっと応えないとマズイかもですね。

覚え方です!

 

「宛先ホストに到達できません」
  →「(そもそも宛先ホストがネットワークに存在しないので)宛先ホストに到達できません」

 

「要求がタイムアウトしました」
  →「(宛先ホストは存在したので ping を送ってみましたが)要求がタイムアウトしました」

 

わからなくなったら「ping 統計」の数字をみる。

知ったら知ったで「そんな話か!」と思うけど、

分からずハマるとずぶずぶハマりゆくエンジニア。

どこかでお役に立てれば幸いです♡

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