”電子インボイス”というワードを聞いたことありますか?

”電子インボイス”というワードを聞いたことありますか?

”電子インボイス”って何?

皆さん、”電子インボイス”というワードを聞いたことありますか?私もつい最近知ったクチで、偉そうなコト言えないのですが、事業運営上、非常に大事な制度変更に絡むことなので、自分の整理も含めて、記事にしてみようと思います。

まず、”インボイス”とは?

日本では聞きなれないですが、海外に行ったことのある人はご存知のはずです。何のことは無い、
”請求書”のことです。もう少し正確に”インボイス”とは?を定義すると、

・売り手が買い手に対し、正確な適用税率や消費税額を伝える手段
・登録番号や消費税額などの、一定の事項が記載された書類や電子データをいう

となります。

つまり、上記2点を盛り込み、売り手が発行する”請求書”、”領収書”を、”インボイス”と呼ぶわけです。発行する書類の名称(タイトル)は、今まで通り、”請求書”、”領収書”でOKで、上記2点の情報さえ盛り込まれていれば、書式は問われていません。

どうして制度変更するの?

なぜ、インボイス制度が導入されるかというと、2019 年、消費税が 8% → 10% へ引き上げられるのと同時に軽減税率が導入され、複数の税率が発生したからです。税額の正確な計算や、軽減税率に関する事務処理の効率化、そして、諸外国の税制トレンドに合わせる(ほとんどの国は、既にインボイス制度を導入している)といった背景から、日本でも 2023年10月からインボイス制度がスタートすることになったわけです。

出展:【わかりやすく解説】インボイス制度とは?経理の業務はどうなる?
https://www.worksap.co.jp/media/useful/invoice-schedule

電子インボイスとは?

インボイス制度が導入されると、インボイスの保管義務が発生します。今までの請求書も同様ですが、前述のように内容が複雑になるので、デジタル管理して効率化していく事を国は推進しているのです。

未だ予断を許さないコロナ禍ですが、日本のデジタル化の遅れを露呈させました。今年の9月にデジタル庁を設立し、国を上げてその遅れを取り返し、国力を取り戻すきっかけにしようと、そのための目先の丁度よいテーマとして、”電子インボイス”の風を吹かせていると推測しています。

インボイス制度のさらに詳細内容に関しては、下記国税庁の動画がとても分かりやすいです。

資料

https://sites.google.com/view/invoice2021/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0#h.p0dpprp4p3k1
動画「消費税 インボイス制度特集」

プレイリスト

https://www.youtube.com/playlist?list=PLu9kixYOfBRIQFM6xcSFzcGmx_jc031qc

出展:国税庁 インボイス制度の説明会
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice_setsumeikai.htm

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