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NFTってご存知ですか?

NFTってご存知ですか?

2021年3月11日(現地時間)に、デジタルアーティストであるBeeple(本名:マイク・ヴィンケルマン)が5000日間(約13年間)かけて制作したデジタルアート作品「Everydays – The First 5000 Days」が、オークションハウスChristie’sにて約75億円で取引されました。

というネットニュースを見たのが、興味のきっかけでした。

だって、こうやってコピーできてしまうじゃないですか?いくら高名なアーティストが時間かけて作ったものとはいえ、なぜそんな価値を生むのか理解できませんでした。

ましてや落札者が、ITの天才とはいえ、こんな若い人が75億も出すんだあ、出せるんだあ、と。

ただ未だこの時点では、あぶく銭持ってる人が、興味本位、話題作りに使っただけなのかな?くらいで受け止めてました。

 

引用: ITmediaNEWS「TwitterのドーシーCEOの初ツイートNFT、3億円超で落札 全額寄付」

 

続いて、2021年3月22日(現地時間)に、Twitterの創業者であるジャック・ドーシー氏が、Twitter上で初めてツイートしたメッセージが、約3億1640万円で取引された、というネットニュースが目を引き、記事を読んでみると、またこれもNFTというキーワードが出てきたのが、調べ出したきっかけですね。

このアカウント、URLにアクセスして最初のメッセージを表示すれば同じものが出てくるのです。

ジャック・ドーシー氏 Twitterアカウント
https://twitter.com/jack

なんと不思議な価値観、いや、デジタル化が進んでいく中で新しい価値観が生まれてきてるんだ、とようやく気付いたわけです。

一応ITを生業にしている身として、理屈だけは分かっておかないと置いていかれてしまう、と危機感に駆られて調べ始めました。

NFTと非代替性

まず、NFTとは何の略で非代替性とはどういう意味でしょうか。

 

このNFTの非代替性を使って、デジタルコンテンツであっても唯一無二の証明ができれば(鑑定書がつけられれば)、ゴッホのオリジナル絵画が何十億するのと同じ理屈かあ。

なるほど!

 

引用:https://zuu.co.jp/media/cryptocurrency/what-is-nft

でもデジタルデータに唯一無二の証明をつけるのはどうやるの?って話だよね。それを実現するのが、ブロックチェーンという技術なのです。

ブロックチェーン、ビットコインに代表される暗号通貨に価値を与える技術。未だに、暗号通貨には賛否両論(インチキだと言う人、次世代の通貨だと言う人)ですが、現実にビットコインは、約370万/1ビットコイン(2022/05/26現在)で取引されているわけです。

スマホ、パソコン上のウォレット(財布)でやり取りするだけで!

これも、ウォレット内に保有しているデジタル値が、確実にビットコインxx分ですよ、という保証があるがゆえに、その価値を認めて取引ができる訳です。

引用:https://zuu.co.jp/media/cryptocurrency/what-is-nft

ブロックチェーンにより、仮想通貨も偽造通貨ではない、という保証がされていることで、価値を担保しているのです。

冒頭のデジタル絵画、ツイートに関しても、この技術を使って、唯一無二(作者本人のもの)という保証が担保されたことで、価値を生んだわけです。

如何でしたか?
これからデジタルの占める比重はますます増えていきます。人生上手に泳いでいくために、この価値観を理解しておく必要があると思います。

次回は、このNFTの技術、概念がどういう風に進化、発展していくのか?を書いてみたいと考えています。ご期待ください。^^v