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副業でWEB制作する際に仕事力を増大させる方法。

副業でWEB制作する際に仕事力を増大させる方法。

丁度この記事を書いてる時に、安倍元首相銃撃のニュースが耳に入りまして、参院選絡みの色んなニュース、諸々の情勢と併せまして、ここ昨今、大変世が乱れておるなと思う次第であります。

一切皆苦は世の常ですので皆様頑張ってまいりましょう。

さて今回のテーマは「副業でWEB制作する際に仕事力を増大させる方法。」です。

ここ最近、コロナ禍による景気悪化、収入減。そして働き方改革に伴う副業解禁の潮流ということもあってWEB制作を副業にする人が増えております。Googleのサジェストがそんなのばかりになるくらいには。WEB制作は参入ハードルが低いとされるため、副業として選ばれることが多いのですが、よく聞く話では「稼げない」であるとか、「流れがわからない」とか「月に5万円は稼ごう」とかお悩みのご様子です。

さて、今回はフリーランス出身の私がそういった方々のために少しだけお役に立てる話をざっとしていこうと思います。あくまでも私個人の経験によるものということで、参考程度に聞いてもらえれば幸いです。

 

「稼げない」「案件が取れない」悩み対策

さて、未経験からのWEB制作という事で、最初に引っかかるのは多分技術的なところからだと思いますが、今回のお話ではそこら辺を省きます。多分この記事をご覧になってる方は、既にWEB制作を始められて、ご自身で参考書代わりのサイトなんかをいくつか知ってると思いますので。

あと、皆さんの悩みっておそらくそこじゃないですよね。技術をある程度独学で学んだものの「稼げない」「案件が取れない」ってところで悩んでるんだと思います。私の場合はもともと3DCGデザイナーからWEBに転身した人間でして、そこでの仕事のツテから仕事を回してくれるパイプを一本作ったあたりからWEBデザイナーとしてのキャリアスタートです。

なので最初は

前職/現職のツテで不定期でも仕事を回してくれるパイプを作る事。
それがダメな場合は友人/知人/親族をあたって細くてもパイプを作る事。

あ、これでもダメだという人は私が行ってた方法の一つ、

「チーム」を組む

をおすすめします。これかなり効きました。

一人でやろうとして

「チームを組む」っていうのはもう言葉どおりです。似たような境遇のフリーランス同士が組んで、お互いの弱点を補完しあうんです。このメリットは仕事の分業ができることです。

未経験から一通りのWEB制作の作業を覚えなきゃいけないのはまああるんですが、そもそも人には得手不得手というものがありますので、あれもこれも覚えなきゃいけないってのは正直かなりしんどいです。副業だったらなおさらです。未経験からデザイン、HTML、CSS、Js、イラスト、動画、撮影、コピーライティング等々、全部一人でやってみますか?そして、それらはあくまで技術的な要素の話ですので、全部こなせても稼げるかって言ったらまた別の話になるという報われなさです。

チームを組むとチームが持つスキル総量をもって仕事に臨めますので、少しは大きな仕事ができるようになります。その状態で各チームメンバーが持ってる数少ないパイプに対して働きかけ、いい仕事を回してもらうって塩梅です。

また、私の場合ですが、チームの中に「営業寄り技術者」をメンバーに迎えることにより案件が取りやすくなったというのもあります。「仕事のパイプはあるがWEBプログラミング中心のスキルセットのため、デザインとかイラストとか超苦手」って人でしたね。でも、自治体とか、超有名大手広告代理店とかに顔が利く人とかだったんで、100ページ超えの大きめの案件とかも引っ張ってきました。こんなの未経験WEB制作者一人でやれってきついでしょうし、そもそも話も来ないでしょう。だから「組む」んです。

あと、先ほどお伝えした「やけに仕事のパイプはある人」って結構妙なとこに潜んでます。そしてそんな感じに見えない人である事も多いです。是非探してみてください。

 

副業のWEB制作者と「専門家」の差

自分は当てはまらないっていうのであれば読み飛ばして結構なんですが、フリーランスであったころの同業者、そして今現在、私の周囲にいる副業制作者を見てると感じるんですが、「知り合いのお店のホームページ作った!」とか「PR動画作った!」みたいな話を聞くんです。それはそれで大変良いんですが、制作の仕事の様子聞くと、どうも技術的な話しか聞こえてこないんですよ。こういう雰囲気のデザインをした、写真撮影はこのように大変だったと。ただですね、そういった話題だけで終始しているんであれば、正直この先厳しいです。

お客様が求めているのって、見栄えのするデザインもまあそうなんですが、まず第一に「どうしたら良いか」を知りたいことが多いんです。本当に頭の中でモヤモヤした何かにしかなってないんです。ここはこの色で、ここはこの写真でというコーディネートも大事ではあるんですが、公開した後どうするのかってビジョンをお客様は持ってないことが本当に多いんです。それに対する提案が出来るか否か、そこが大きなポイントであり、副業でWEB制作をしている未経験の方と、我々のような専門家との大きな差です。

お客様との打ち合わせで、色がどうした写真がどうしたという話しかできない人は要注意

淘汰される側にならないように

今現在、WEB制作は飽和状態と言われているので、「LPページをいくらで月間何件作った」みたいな喜び方をしてる人は少し考え直した方が良いかと思います。2000年初頭くらいにも似たような状況ってあったんですが、2005年を境にかなりの人たちが淘汰されました。(なんで2005年かは興味がある方は調べてみると良いかもしれません。)今回もそれが起きます。もう起きてるかな。まずはご用心を。